吉田修一のおすすめ小説ランキング!(パレード、悪人、横道世之介、パーク・ライフなど)

悪人の作者である、吉田修一のおすすめの小説を簡単なあらすじと共にランキング形式で紹介しています。

どれもオススメの作品なので、是非読んでみてください!

5位:パレード

吉田修一のパレード

パレードは現代的な共同生活をしている人と人の繋がりをテーマにした小説なのですが、作中の人々の関係性が今っぽく、考えさせらる小説です。

簡単に誰とでも繋がれるようになった現代ですが、それ故に近くにいる人の本当の姿や、本当の気持ちなんて分からないようになってしまっている人が増えているのではないか?と思わされました。

都会的な人間関係に慣れてしまった人に読んでもらいたい小説です。

4位:横道世之介

吉田修一の横道世之介

映画化されヒットした横道世之介ですが、小説版も文句なく傑作です。

分量的に少々長く、一見すると重いように思われますが、ストーリー自体が軽めのテンポで展開されていくので、すらすら読み進めていくことができる作品です。

世之介のほがらかな人となりが伝わってきますし、それをとりまく人物にも悪いやつがほとんどいないので、読後には多幸感を感じられること間違いなしです。

何かツラいことがあった時についつい読み返したくなる本で、手元に置いておいて損することはまずないでしょう。

3位:パーク・ライフ

吉田修一のパーク・ライフ

誤解を恐れずに言うと、何も起こりません。

何も劇的な出来事が起こるわけではなく、物語はたんたんと進んでいくのですが、セリフのやり取りの中や、想像されるロケーションの中から何か爽やかな印象を感じることの出来る作品です。

読後に考えさせられるというタイプの小説でもなければ、映画化されるような派手なストーリーでもないですが、読んだあとになんだか爽やかな風が吹くような気持ちになる、さっぱりとした独特な小説です。

2位:悪人

吉田修一の悪人

悪人は映画化された作品で、見た事がある方も多いと思います。

ストーリーは映画化されるくらい派手なので、小説にエンターテイメント性を求める方にはオススメな小説です。

しかしこの小説の良いところはそれだけではなく、「メッセージ性の高さ」です。

読み終わった後にいつまでも本当の「悪人」について考えさせられることでしょう。

 

読後の爽やかさや多幸感なんてものは一切なく、やりきれなさを感じたり無常観を感じたりします。

それがいい重さとなりのしかかるので、そういったメッセージ性の強い小説を読みたい方にこそ、この小説はあっているのではないかと思います。

めまぐるしく場面が展開し、いつの間にかすべてが繋がっているという、吉田修一氏ならではの小説展開も完成度が高いものに仕上がっていますから、はじめて吉田修一氏の本を読むという方にもオススメな作品です。

1位:平成猿蟹合戦図

吉田修一の平成猿蟹合戦図

「平成猿蟹合戦図」はエンターテイメント性がすごく高い小説です。

登場人物もかなり多く、ストーリー展開もめまぐるしいですが、その登場人物一人一人にすごく良いキャラクター性がありますし、どの場面を読んでもエンターテイメント性が高いので、話に置いていかれることはありません。

 

群像劇小説では「あれ、これだっけ?」「今何の話だっけ?」「こっちの話は雨期だけど、こっちの話は嫌い」といったとがよく起こりますが、この小説はそんなことありません。

話にのめり込んでいるうちにどんどんストーリーが繋がっていき、いつのまにか話が完成に向かって加速していきます。

小説を読んでいると、その加速していく感じが伝わってきて早く先を読みたくなっていきます。

 

また、悪い奴があまり出てこないので、読み終わった後に幸せな気持ちになれるというのもこの作品の特徴です。

言うなれば、悪人のような高いエンターテイメント性と、横道世之介のような読後の多幸感を併せ持った、吉田修一氏の小説としては、最強の小説なのではないかと感じます。

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