Lolipopの次バージョン「AndroidM」は「Doze」「Android Pay」機能が搭載?

「AndroidM」はAndroidの次世代OSであり、現在の最新バージョンAndroid 5.0(Lolipop)よりも新しいバージョンとなります。

このAndroidMは注目される新しい機能が3つありますので、今のうちに理解しておきましょう!

アプリのアクセス権限を管理

Lolipopの次世代AndroidOSのアクセス制限管理

現在の AndroidOSではアプリ側からアクセス権限の承認を求められた場合、すべてを承認しなくてはいけませんでした。

・「アドレス帳を取得しても良いか」
・「現在地をアプリに送信しても良いか」
・「メディアファイルを参照しても良いか」などです。

 

地図アプリや便利ツールをインストールした時にこれらの権限を求められて、嫌な思いをしたことはありませんか?

これがAndroidMからは必要と感じた時に許可するようになるので、一度承認したら最後、アプリを使い続ける限りいつ送信されているか分からないということ自体がなくなりました。

このセキュリティー機能はとても大きいですね。

 

Android Payとは?

Android Pay

この機能は決済端末にスマートフォンをかざすだけで、クレジット決済ができるという機能です。

日本ではすでに「おさいふケータイ」というものが普及していますから、どちらが使いやすいかという事になるでしょうね。

 

ちなみにAndroid Payでは、セキュリティ機能として指紋認証機能も追加されます。

今後はスマートフォンに指紋を感知するスキャナーが搭載される端末が一気に増えていくことでしょう。

「おサイフケータイなんて使わないし、Android Payも使わない!」という人にとっても、指紋認証機能がさらに普及すれば、スマートフォンのセキュリティーロックシステムを指紋認証にしやすくなるので、扱いやすくなることでしょう。

 

バッテリー節約機能Dozeとは

バッテリー節約機能「doze」

AndroidMでは加速度センサーによって、スマートフォンを手で持っている状態なのか、置かれている状態なのかを判別するバッテリー節約機能「Dose」が搭載されます。

加速度センサーでスマートフォンがどんな状態にあるのか判別してくれるので、あまり使わない時間帯は同期を自動でオフにするという機能も追加されるそうです。

 

スマートフォンのバッテリーと言えば、いまのところバッテリー駆動時間がネックとなっていますから、こういったバッテリー節約機能が標準で搭載されることは非常に助かりますね。

AndroidMのリリース時期は、2015年の夏以降と発表されていますので遅くても秋ごろには導入されることでしょう。