Docomoが6月26日に発売した「AQUOS SH-06G」。
最近、状況が芳しくないシャープ製の端末ですが結構凄い携帯です。
タッチ式ではないAndroid携帯
この携帯電話の凄いところは、ガラケーっぽいのにOSがAndroid4.4を搭載しているということ。
そもそもガラケーとはガラパゴス携帯、つまり日本独自の進化をした携帯ということですが、世界的に浸透しているAndroidを搭載した時点でガラパゴスでもなんでもありません。
十字キーは決定キーで操作するので、タッチ式に慣れてしまった人にとっては興味が湧かないかもしれませんが、親や祖父母世代でスマートフォンを使っていない人には嬉しい携帯です。
Android搭載なので当然LINEやFacebook、Twitterなどが利用できますし、それらを使ってメッセージのやり取りが可能になります。
「タッチ式じゃないスマートフォンが欲しい!」と思っている方にはおすすめの携帯端末といえるでしょう。
見た目がガラケーっぽいということには注意!
スマートフォンを覚えたいけど難しそうと思っている中高年はたくさんいますが、その多くは「時代にとり残されたくない」「ガラケーを持っているのが恥ずかしい」という思いも強くあります。
Android搭載でスマートフォンと同じアプリが使えると言っても見た目はガラケーなわけなので、他の人から見れば「あの人ガラケーを使っているんだ」と思われてしまいます。
なので、「ガラケーを持っているのが恥ずかしい」という方にの不満や要望を完璧に答えた製品ではないということです。
また、スマートフォン用のアプリケーションのいくつかは非常に扱いにくく感じるでしょう。
「見た目はガラケーだけど、中身はスマートフォンと一緒」と思われる携帯端末ですが、正直いって十字キーでWEBブラウジングをするのは中々大変です。
加えて言うと、スマートフォンに比べればかなり画面が小さいですから、どう考えても「スマートフォンと同じことが何でもできる」とは言えません。
AQUOS携帯 SH-06Gにおける最大のメリットとは?
上記のような事からいうと、この携帯電話のメリットは「ガラケーぽいのにLINEとかFacebookが使える!」ということです。
娘や息子とLINEで会話してみたいと思う中高年はかなり多くいるので、「LINEが使えるガラケー」だと思っても良いのかもしれません。
今現在、あまりにメッセンジャーソフトが普及したため、メール機能を使っている人は年々減少傾向にありますから、最新の通信手段が行える携帯電話という意味では完成されている製品と言えるでしょう。