マザーボードの生産にはじまり、最近ではZen Foneで注目を集めるASUS。
10年以上前からノートパソコンを生産し続けている会社ですが、最新作のノートPCは180度回転ヒンジがついたChrome OS搭載の「Chromebook Flip C100」です。
Chrome OSとは?
Chrome OSとはGoogle社が開発しているOSであり、WindowsやiOSと違ったシステムとなっています。
そんなもの何に使うの?と思うかもしれませんが、Googleが提供している最も普及しているOSといえばAndroidがあります。
このAndroidはスマホやタブレット向けのOSなので、同じようなシステムでノートパソコンやデスクトップに搭載するように開発されたのがChrome OSですね。
何が良いの?Windowより使える?
Chrome OSがWindowsやiOSと一番違う点は導入のコストです。
Windowsの場合、最も新しいOSをインストールするのに2万円〜3万円かかることもあり、かなり高額になってしまいます。
ところがChrome OSの場合、ほとんど本体価格だけで購入できるため、2〜3万円で購入できる端末も多く非常に手ごろです。
ブラウジングやグーグルプレイで配信されているようなアプリが動いてくれれば、特に困らないという人におすすめです。
オフィス向けではないiOSと違って、この存在はマイクロソフトにとっても脅威であるはずなので、Windows神話を壊すかもしれない最有力候補と言っても良いかもしれません。
マイクロソフトは逆にスマホ用OSを開発しましたが全く普及していませんね。
Chromebook Flip C100はタブレットにもなる
「Chromebook Flip C100」は180度の回転ヒンジを備えるために、ディスプレイのみでタブレットのように使用する事も可能。つまりAndroidのタブレットとノートPCが一つになったような製品です。
一方、同じようにタブレットにもノートパソコンにもなる端末としては、WindowsのSurface Pro 3 がありますが、あちらは定価が116,424円とかなり高額です。
Chromebook Flip C100は249ドルと399ドルのモデルを発売しており、日本円にして3万円〜4万5千円程度で購入する事が出来ます。
勿論OS以外の部分においても性能差はところどころありますが、とにかく安いノートPC兼タブレットが欲しい方にはおすすめです。
日本で発売するかはまだ決まっていませんが、少なくともASUSは日本も視野に入れているメーカーなので、日本専用モデルを発売するかもしれませんし、そうでなくてもChrome OS搭載ノートPCは普及しつつあるので別モデルが発売する可能性が高いです。