「ベンチマークアプリ」というものをご存知でしょうか?パソコンを自作したりパソコンでゲームをしている人にとっては当たり前のようなソフトですが、聞いたことが無いという方は多いかもしれません。
ベンチマークアプリというのはマシンの演算能力を計算するもので、マシンがどれだけ頭が良いか、高速処理をする事が出来るのかを簡単にチェックする事ができるものです。
そんなベンチマークアプリの中にはスマホ用のものもあり、スマホの演算能力を簡単に調べる事が出来ます。
Geek Benchでスマホの性能を調べてみよう
Geek BenchはCPUに特化したスマホ用のベンチマークアプリです。
先日バージョンアップした「Geek Bench4」は、よりシンプルに初心者でも使いやすいように設計されており、自分のスマホがどの程度の性能でCPUがどれくらいなのかをすぐにチェックする事が出来ます。
また、GPUチェックという機能も追加されているので、グラフィックを処理するチップ(GPU)の性能を測り、映像処理能力がどれくらいか調べる事ができます。
スマホゲームに向いているかを調べたい時
自分のスマホがゲームに向いているかを調べたい時は、CPUとGPU両方を調べましょう。
CPUの値が低いと演算が遅くアプリの動作が重くなり、GPUの値が低いと滑らかな映像を表現できずアプリの動作が重くなります。
シングルコアとマルチコアについて
CPUの演算能力を調べると、シングルコアとマルチコア(マルチコアを搭載している場合)の結果が出てきます。
この〇〇コアというのはCPUの数を示していて、シングルコアはCPU一つの演算能力、マルチコアはCPUが複数あり、全てを並列して動かした時の演算能力です。
大抵の重たいアプリはマルチコアに対応しているので、マルチコアの数値を見ればOKです。
その他のベンチマークアプリについて
CPUやGPUのベンチマーク以外でスマホの性能を測るものとしては通信速度ベンチマークがあります。
どんなにスマホの演算能力が高くても、通信速度が遅いとオンラインアプリの動作が重くなってしまいます。
通信速度はドコモやau、ソフトバンクといったキャリアごとの違いだけでなく、スマホの性能も大きく影響するので、オンラインゲームだけ動作が鈍いという方は通信速度ベンチマークも使ってみましょう。
ちなみに通信速度ベンチマークがあれば、どの場所が最も電波が強いかも簡単に調べられるので、自宅で最適なオンラインスポットを探す事も出来ます。