地上派でハリーポッターと賢者の石が放送されていましたね。
一作目の賢者の石は何度も見たことがありますが、また見入ってしまいました。
最後まで見た感想として、自分がホグワーツのスリザリンの生徒であったらダンブルドアを一生恨むと思います。
寮対抗杯で勝負
ホグワーツではグリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンの4つの寮で対抗杯を行っています。
良い行いをすれば加点され、悪い行いをすれば減点されてしまうもので、寮の生徒の合計点で競うというもの。
この寮対抗杯で『出来レース』と言っても過言ではない事が起こりました・・・。
最初の結果発表では・・・
寮対抗杯の結果発表が行われ、最下位の4位はグリフィンドールとアナウンスされました。
ご存知だと思いますが、グリフィンドールはハリー・ロン・ハーマイオニー(主人公たち)が所属する寮です。
そして1位に選ばれた寮はハリーのライバル的な存在でもある、マルフォイが所属するスリザリンでした。
スリザリンが1位とアナウンスされた瞬間、スリザリンの生徒たちは歓声をあげていました。
マルフォイもかなりのドヤ顔で歓喜していましたが、1位なのだから喜ぶのは当たり前ですよね。
しかし、水を差すようにダンブルドアは「最近の出来事も得点に加味しなきゃね〜」といった発言をして、ハーマイオニーに50点、ロンに50点、ハリーに60点を与えました。
破格の得点を与えられたグリフィンドールは4位から1位へと、一気に順位をあげたのです。
ヤバすぎませんか?
バラエティの様なダンブルドア
テレビのバラエティで見た事がある方も多いと思いますが、一つの問題を正解すると10点貰えていたクイズで「最後の問題に正解すると1000点もらえます!!!」的なことをダンブルドアは行ったのです。
そしてさらにたちが悪いのが、『最初からその得点を加味しなかった』ということです。
確かにハリーたちの行いは素晴らしかったので、得点発表の最初から点数をプラスし「1位はグリフィンドール!おめでとう!」といった展開になっていればまだ納得がいきます。
しかし、ダンブルドアはスリザリンが1位と発表した後に、グリフィンドールの得点をプラスし始めたのです。
スリザリンはただ負けたのではなく、1位という喜びを一瞬でかき消されてしまったのです。
この一度上げて落とされたときのショックや精神的ダメージたるや計り知れません。
もし自分がスリザリンの生徒だったら、ダンブルドアを卒業まで嫌いになっているでしょう。