11月に発売予定の「iPad Pro」。
9月10日に行われたAppleの新製品の発表ではかなりの注目株で、特にMacBook Airとの対比を公式に行われていたのは記憶に新しい事です。
それではiPad ProとMacBook Air、実際どちらの方が便利なのでしょうか?
iPadProが、MacBookAirの代わりになる?
iPadProはそれまでのiPad系とくらべてもかなりの高性能です。その上ディスプレイは綺麗で、非常に軽量となっています。
簡単に言えば「凄いiPad」ということなのですが、本製品にはスマートキーボード(Smart Keyboard)というiPadPro用ともいうべき、薄型のキーボード端末が同時にリリースされます。
つまり、「このキーボードがあればノートパソコンを扱うかのように使えますよ!」というスタンスです。
しかしここで問題となるのが使い勝手と値段です。
iPadProは決して安くない?
iPad Proは最も安いモデル(32GB)でも10万円はすると言われています。
これにキーボードも追加するとなれば11万〜12万円はするでしょう。
一方でMacbook Airの最も安いモデルは10万円前後。キーボードを含めればMacbook Airの方が若干安いと思われます。
キーボードの打ちやすさと拡張性、フラッシュストレージの容量(MacbookAirは最低で128GB)と考えると、ノートパソコンとして考えるなら、やはりMacbook Airの方が扱いやすいと思います。
iPadProとMacbookAirの違いとポイント
・タブレットとして使いたい。
・持ち運びが楽な方が良い。
・たまにノートパソコン風に使えればいい。
というなら、iPadProの方が断然おすすめです。
・ノートパソコンとして使いたい
・キーボードが打ちやすくないと困る
・1.3kgという軽さでノートパソコンを扱いたい
という方であればMacbook Airの方が良いのではないでしょうか。
iPad Proは確かに高性能ですが、キーボードをセットとしても純粋なノートパソコンではないので、ノートパソコンとして扱うよりは、タブレット端末としての使用がメインになるかと思います。
一方、お仕事でiPadを使っている人にとっては「iPad Pro」は魅力的な製品です。
とにかく軽量ですし、どこにでも持ち運べる便利さと高性能が両立したというのはかなり驚きですね。
もしかすると数年後には、ノートパソコンでありながらディスプレイにはタッチセンサーが組み込まれており、タブレットとしても使用できるというMacbookとiPadの中間のような製品が出てくる可能性もありますね!
そして気になるMacbook Airの今後ですが、発表会ではiPad Proの踏み台のような扱いを受けていたので、ラインナップから外されてしまう可能性も十分にあります。
Macbook Airが欲しいと考えている方は、今が買い時なのかもしれませんね。