霞ヶ浦は日本で2番目に大きい湖で、東日本では最も大きい面積となっています。
古代の霞ヶ浦は太平洋に連結した入海「香取海」となっていましたが、長い年月をかけて海水面が低下すると共に、現在の湖の形となりました。
そんな霞ヶ浦のレジャースポットをご存知でしょうか?暑い季節にも最適な、霞ヶ浦の名所をご紹介します。
土浦市の霞ヶ浦総合公園ネイチャーセンター
土浦市の湖畔に所在する、霞ヶ浦の自然を紹介する自然観察園です。
建物1階では世界の様々な淡水魚を展示していて、2階に上がると霞ヶ浦の淡水魚の展示がされています。
巨大な霞ヶ浦にはどんな魚がいるのかあまり知られませんが、一度訪れて知ってみるのも有意義です。
ネイチャーセンターの公園には春夏秋冬、季節ごとの花が咲き乱れています。
2階には野鳥を観察する望遠鏡があるので、これで自由に鳥の姿を見ることができます。
敷地内の高さ25メートル、羽根の長さ20メートルの巨大風車には、周囲を一望できる展望室があります。
行方市の霞ヶ浦ふれあいランド
行方(なめかた)市の霞ヶ浦ふれあいランドは、霞ヶ浦の北東部に接地しています。
国道354号線の霞ヶ浦大橋のそばの、道の駅や観光物産館の北側にあります。
水の科学館、虹の塔、親水公園などからなる、この地域では大きなテーマパークです。
水の科学館では霞ヶ浦の自然の様子を学ぶことができ、水のエネルギー「アルキメデスポンプ」はペダルをこぐと水の力で電力が生まれる仕組みを体験できます。
虹の塔は高さ60メートルもあり、霞ヶ浦だけでなく遠方まで眺めるのに最適です。
塔の2階の「玉のミュージアム」は水について学ぶことのできる施設で、真夏なら親水公園の「ざぶざぶけいりゅう」は格好の水遊び場になります。
かすみがうら市の歩崎観音、歩崎森林公園、かすみがうら市水族館
歩崎公園の広い敷地の中には、歴史や動物などいろいろな種類の見どころがあります。
公園の北にはお白の形をした郷土資料館が建っていて、かすみがうら市の歴史を知ることの出来る場所です。
公園内の歩崎観音は、昔から人々の信仰を集めた観音様で、その歴史は奈良時代の聖武天皇の頃に、十一面観音像が造られたところから始まります。
普段は観音像を拝見することはできませんが、立派なお堂や仁王像を見ることができます。
歩崎観音の周囲には森林公園が作られていて、森林の中を散策するには良い場所です。
霞ヶ浦のほとりにある、かすみがうら市水族館では霞ヶ浦の魚だけでなく、リクガメや世界の珍しい淡水魚などを展示しています。
水族館のそばには水の湧き出る池があるなど、子供の水遊びの場を設けています。是非訪ねてみてはいかがでしょうか。