村上春樹のおすすめの小説を簡単なあらすじと共にランキング形式で紹介しています。
初めて村上春樹の作品を読む方にも読みやすいものばかりです。
5位:「ノルウェーの森」
「ノルウェーの森」は村上春樹の小説の中ではもっとも有名であり、映画化もされています。
この小説は主人公の成長や恋愛を通して、主人公の「生きていくこと」が書かれたものであり、読み終わった後には様々な感情が出てくる小説です。
また、ノルウェーの森には個性的な登場人物が多く、村上春樹の独特な世界観を作りだして小説をさらに面白い物にしてくれています。
私の感想としては、生や死に関する内容なので出来れば心が元気な時に読んだ方がいいかなと思います。
4位:「ねじまき鳥クロニクル」
「ねじまき鳥クロニクル」は村上春樹の8作目の作品です。
この作品は主人公の妻が突然去ってしまう所から話が始まっていくのですが、妻を取り戻すために井戸を通じて別の世界に行くという内容になっています。
簡単なあらすじを聞くとSFやファンタジー的な内容かと思ってしまうのですが、また違った村上春樹独特な世界観を作り出しているのです。
この小説にも個性的すぎる登場人物が多く登場します。
この個性的なキャラクターと小説のストーリーが、面白さや魅力を出しているのではないかと感じます。
3位:「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」はシンプルに面白いと思った小説です。
「世界の終り」と「ハードボイルドワンダーランド」の2つの作品が交互に進んでいくのですが、段々この2つの内容が混じり合っていき、いつの間にか小説の中に引き込まれていきます。
この小説の中でも村上春樹の世界がとても出ており、この作者でなければこのような世界は描けないだろうなと感じてしまいます。
ここでも主人公を始めとした個性的なキャラクターが勢ぞろいしており、小説を盛り上げてくれます。
村上春樹の小説には多いのですが、この小説も最後にはもやっとした感じが残り想像が広がっていく小説です。
3位にしましたが、かなりオススメな作品です!
2位:「羊をめぐる冒険」
「羊をめぐる冒険」は村上春樹の3冊目の長編小説です。
このタイトルにも出てくる「羊」がとても重要な役割を果たしており、不思議な生き物である羊男が登場します。
この羊をめぐる冒険の前に発売されている小説と繋がっていて、続けて読むと内容が分かりやすいです。
この小説だけを読んでも十分に楽しむことができるのですが、この小説から村上春樹の独特な世界観が強く出てくると思います。
そのためこの小説を読んでから村上春樹のファンになったという人も多いようです。
実は私もその1人であり、村上春樹の世界観を知りたいという場合には、有名なノルウェーの森よりこの小説を読むのがおすすめだと私は思います。
1位:「ダンスダンスダンス」
「ダンスダンスダンス」は村上春樹の小説の中でも、一番独自の世界観が出ている小説だと思います。
羊をめぐる冒険の続きであり、完結作になっています。村上春樹の小説によく出てくる羊男も登場し物語の中でとても重要な役割を果たしています。
ダンスダンスダンスだけでも楽しむことはできますが、出来れば羊をめぐる冒険を先に読んでもらいたいなと思います。
読んでいるうちに物語の中にどっぷりとはまっていき、いつの間にか村上春樹ワールドの住人になってしまうと思います。
また、話の内容もそうですが、この小説には多くの名言が登場します。
この小説は主人公が生きていくためにステップを踏み、自分と世界を繋げていき自分の運命を見つけて行こうとします。
読み終わった後には様々な事を考えてしまい、色々な気持ちが渦巻いてしまうのではないかと思います。
この小説にももちろん個性的な登場人物がとても多く登場しますので、その辺も楽しめるポイントだと思います。