居酒屋でビールを飲む際におつまみとして食べる方も多い枝豆、そして落花生という名もあるピーナッツ。
どうしてピーナッツがビールのお供として出てくるのか不思議でしたが、ピーナッツの栄養素を調べると、ビールにピーナッツという取り合わせの理由がわかってきます。
ピーナッツの実力を知って、ピーナッツを食事に取り入れるようにしてみてください。
ピーナッツは肥満を防ぐ
ピーナッツは脂質が多くてあんまり健康によくないという人もいますが、そんなことはありません。
確かにピーナッツを食べ過ぎてしまうと皮脂やニキビが増えることもありますが、肥満を気にしている人は積極的に食べるようにしましょう。
ピーナッツの脂質はオレイン酸、リノール酸という「不飽和脂肪酸」と呼ばれる種類です。
人間の体は体内が酸化していくと、動脈硬化といった生活習慣病の深刻な症状が出てきますが、ピーナッツを食べるとこれを防ぐことができます。
ピーナッツにはビタミンEが豊富に含まれていて、抗酸化作用は大変強いものです。
悪玉コレステロールは毎日ピーナッツを適量食べることによって減少しますし、血圧を下げていく効果も大きいです。
体が酸化すると癌が進行することが知られていますが、ピーナッツは癌を防ぐこともできます。
ダイエットをしているという方は、おやつをピーナッツにすることで太りにくくなり、健康的になる事が出来ます。
甘いお菓子を食べるよりは、ピーナッツ菓子を食べていたほうが健康的なのです。
ただし、ピーナッツクリームは多量の砂糖が含まれているので健康食にはなりません。食べ過ぎてしまうと肥満の原因にもなるので注意しましょう。
ピーナッツは肝臓を強くする
お酒を飲みすぎると肝臓が弱くなってしまい、肝臓が弱い人がお酒を飲むとアルコールが分解できなくなり、肝臓の弱い人は病気がちになります。
ピーナッツにはビタミンB2も豊富に含まれていて、ビタミンB2は肝臓の機能を強くする成分です。
ビールのおつまみにピーナッツが出てくるのは、肝臓の機能を助ける働きを考慮してなのかもしれません。
お酒を飲む時には、お供のピーナッツを忘れないようにしましょう。
ピーナッツの知られざる食べ方
あまり知られていませんが、ピーナッツご飯(落花生ご飯)は健康食となるのでおすすめです。
「ご飯にピーナッツなんか入れていいの?」と疑問に思うかもしれませんが、ご飯に生の落花生と醤油、酒を加えて炊くだけの簡単な調理法となります。
生の落花生が手に入らなければ、スーパーなどのお菓子売り場のピーナッツを代用することもできますので試してみてください!