PS4の価格が10月1日から値下げされたので、購入を検討している方も多いと思います。
そんな中PS3とトルネ(torne)と連携をしていた方は要注意です。PS4はトルネと接続できず、トルネの変わりに接続できるのはナスネ(nasne)だけです。
そこで今回は、ナスネとトルネの違いなどについて詳しくご紹介したいと思います。
トルネの後継機ではなく全くの別物
トルネはPS3と連携する事で動く録画ソフトの名前です。
ハードとして売られているトルネは、このソフトをPS3と連携させて動かすための機械で「BーCASカード(テレビ番組を視聴するのに必要なカード)」を認識させるためだけのものといっても良いです。
これに対して、ナスネは単体で動くレコーダーであり、操作をPS系の機器で動かし再生させるものになります。
ナスネはBSやCSとも対応していますし、レコーダーであるが故にHDDを1TB内臓していたりもします。
まとめていうと、トルネはPS3にレコーダー機能を追加させるようなものでしたが、ナスネは本体自体がレコーダー。そのため価格帯も全く違い、ナスネはかなり高価なものになっています。(22,000円くらいします)
ナスネは買うべき?HDDレコーダーとの違い
問題は22,000円払って買うべき機器なのかどうかです。
レコーダーとしてはちょっと安い方ですが、トルネと比べれば2倍以上の価格なので、ちょっと悩みますよね。
一番のポイントは同時録画を使用したいかどうかです。
ナスネは2番組の同時録画をするのに、更にもう1台ナスネを購入しないといけません。
2〜3万円支払えば家電として売られているブルーレイHDDレコーダーに2番組同時録画機能がついているので、2番組同時録画をしたいのであればナスネを買うよりも、普通のブルーレイHDDレコーダーを買った方がお得です。
さらに言うと、家電として売られているブルーレイHDDレコーダーの方が予約に関して便利な機能が満載なので、扱いやすさは上です。
逆にナスネが便利といえるのは、録画した番組をVITAやXPERIAで視聴することができるので、映像を持ち運びしたい方には便利です。
(もし現在PS3とトルネを持っているのであれば、PS3と連携しているトルネで1番組ナスネで1番組といった感じで、合計2番組録画する事も可能です。)
PS4と違って今後ナスネを値下げする可能性はないと思うので、購入する際には家電のブルーレイHDDレコーダーとナスネどちらが必要なのかを理解してから決めるようにしましょう。