生命保険はとても複雑なので、どうやって契約したらいいのか分からない人は多いと思います。
何かがあった時のために生命保険を契約するのは必要ですが、内容が分からないまま契約をして、後で全く目的と合わない保険だと困りますよね。
保険はそれぞれの特質を合わせて契約すると良いので、今回は生命保険の種類を知って、目的に合わせて正しく生命保険を契約しましょう。
定期保険は掛け捨て!掛け金が安いのがお得
定期保険は掛け捨てでも掛け金が安いのが特徴です。掛け金が安いのは毎月の負担額が減るので家計には助かります。
保険料というと高いイメージがあるので、手を出せないと思っている人は掛け捨て定期保険にすればお得です。
いざという時にも死亡保障があるので、少ない掛け金で死亡保険金が入るのは助かります。
また、定期保険は決まっている期間内に死亡した場合に保障があります。
ただし、保証期間と契約期間が長ければ、その分は支払い保障になります。さらに安くしたいのであれば、保証期間は短期にすると良いでしょう。
例えば、10年間は掛け捨てにして、その後は別の保険に切り替えることも選択肢に入れてみましょう。
もしくは、定期保険と別の保険をそれぞれ契約してメリットを活用しながら、毎月の支払い料金を抑える方法もあります。
定期保険と一緒に医療保険の種類に属数『がん保険』との組み合わせにするのもオススメです。
医療保険なら入院・手術・通院しても費用が助かる!
医療保障があるのが、医療保険・がん保険・障害保険・所得補償保険です。
突然、病気になることは誰にでもありますが、そんな時に入院代、手術代、通院費用が支払われると助かります。
有名なのががん保険で、がん保険は告知されると支払われる診断給付金があります。
女性特有の乳がん・子宮がんなど、女性のためのがん保険もニーズが合うなら契約すると良いでしょう。
関連:がん保険の選び方!診断給付金と通院給付金をセットにするのがおすすめ?
養老保険は死亡保障と貯蓄に使える!
「養老保険」は死亡保障か満期金かのどちらかの選択になります。満期金をもらうと死亡保障はもらえません。
しかし、死亡保障と満期金が同額なので、老後の貯蓄としてはかなり助かる金額になります。死亡保障を目指すよりも、長生きをして満期金をもらい、老後の生活の安定のために使う人が多いです。
終身保険は払戻金と死亡保障がある!
終身保険のメリットは、満期や年齢制限がないことです。生きている限り保障され死後には死亡保険が支払われますし、解約払戻金もあるので便利です。
ただし、死亡保障に比べて解約払戻金は低い金額設定になっています。
老後の貯蓄としては死亡保障よりは低額ですが、十分資金として活用できる金額になるので、解約払戻金を申請する人も多いです。
まとめ
生命保険の種類には、定期保険・医療保険・養老保険・終身保険がメインになります。
掛け捨ての定期保険は掛け金が安いので毎月の負担額が助かります。医療保険は病気の通院・入院・手術の際に助かる保険です。
定期保険と医療保険をそれぞれ掛けると安心で、足りない部分の保障が補えます。
養老保険は老後の貯蓄が心配な時に掛けていれば便利です。満期内なら死亡保障も出るので、いざという時に家族の助けになります。
終身保険は年齢制限がなく、どの年齢に死亡しても支払いが保障されます。また、死亡保障よりも解約払戻金をもらって老後の資金にすることもできます。
養老保険と終身保険はそれぞれ掛けるのが良く、養老保険は貯蓄メイン、終身保険は死亡保険メインにすると安心できます。