スマホのシェア率はダントツでiPhoneと思っている方も多いかもしれません。
しかし最近では、iPhone神話は崩れつつあるという事はご存知でしょうか?
シェア率はどんどん下がっていてAndroidに抜かれた!
2012年頃は、日本のスマホユーザーのうち73%がiPhone系の端末を使っていました。
ところが去年発表されたシェア率を確認すると44%まで後退しており、Androidのシェア率は52.6%になっています。
つまり、元iPhoneユーザーがどんどん増え、Androidに流れている事になりますね。
そしてAndroid端末で台頭してきているのがソニーから販売される「Xperia」。
なぜこんな状況になっているのでしょうか?
iPhone離れがすすんでいる訳とは
iPhoneの機能は進化しているのに、なぜiPhone離れが進んでいるのでしょうか。
まず一番大きいのは、iPhoneという存在に慣れ過ぎて、あこがれが薄れてきたというのは大きいと思います。
元々アップル社の製品は高価でラグジュアリーな雰囲気が強く、実際に機種代が高価です。加えて修理費も高く、維持するのは結構大変。
更に追い打ちをかけるのがSDカードが使えない、防水機能が無いなどの不便利さ。
今の流行を簡単に捨て去り、次世代基準で固めるのがアップル社の昔からの流儀で、デスクトップパソコンでも初めにフロッピーディスクドライブを廃止したのはアップル製品だと言われています。
つまりガジェット好き、機械好きなら使いこなせますが、それらを追いかけられないユーザーにとってはとっても不便です。
なので、iPhoneの人気がなくなってきたというより、アップル社の特性というものが認知されはじめたといっても良いかもしれません。
Xperia端末が伸びる理由
CPUやメモリー、カメラの数値的なスペックを見る限りではXperiaの方が優れている部分ばかりです。つまるところ物理的に高性能なのはXperiaで、防水機能やSDカードも揃えられているため扱いやすい印象です。
Xperiaも高級機なので、iPhoneと機種自体の価格は一見あまりかわりませんが、内臓メモリーに加えSDカードで簡単に増設できるので、写真や動画を一杯とるならこちらの方が低コストですみます。
iPhoneであれば、16GBモデル買うもすぐに容量一杯になってしまった!
でも、64GBは値段が高い・・・。というユーザーが心変わりするのも仕方ないかもしれません。
一方で、iPhoneにはiPhoneだけの良さがやはりあります。
IOSを搭載しているのはiPhoneだけなので、使い勝手はやはり独特です。
アップル社がこだわるスマートさや、説明書が無くても簡単に使う事が出来るなど、OS自体の遊び心が好きな人はAndroidでは満足できないでしょう。
なのでAndroidはiPhoneよりすぐれている!ということではなく、スマホも選択する時代になったという事なのだと思います。
一社が強すぎると業界が伸び悩んでしまうので、AndroidユーザーもiPhoneユーザーも、むしろ今の状態の方がメリットは大きいのではないでしょうか。