「何か面白い漫画ある?」と友達に聞くと「テラフォーマーズが面白いよ」という答えが返ってきたため、テラフォーマーズを全巻購入し、先日全て読み終えました。
読んだ感想として、今までに無いストーリー設定で一気に読み進めてしまい、かなり面白い漫画でした。
テラフォーマーズを読んだ事の無い方にも分かるように、テラフォーマーズがどんな漫画なのか簡単に紹介します。
生き物が人間サイズになったら
よく子供の頃に「アリは人間のサイズになったらめちゃくちゃ力持ち」「ゴキブリが人間のサイズになったら最強」なんて会話をしたことがあるかと思いますが、テラフォーマーズでは『生き物の能力を持った人間が人間サイズのゴキブリ』と戦います。
生き物の能力を持った人間?人間サイズのゴキブリ?と良くわからない事ばかりですが、詳しく説明していきます。
テラフォーマーズの世界は約600年後の地球で、貧富の差など今の地球とあまり変わらずに描かれています。
地球では人口が急激に増えてしまっているため、火星に移住するために特殊なコケとゴキブリを火星に放ちます。
火星に放ったゴキブリで火星全体を黒く覆い、人が住めるように火星全体を太陽の熱で暖める計画です。(黒いと熱を吸収するため)
その後、ゴキブリの調査や捕獲をするために宇宙飛行士が火星へ向かうのですが、火星にいたゴキブリは人間大に変異していて、人間に攻撃をしかけてくる・・・というものです。
もちろんですが、人間大のゴキブリはスピードや力がかなり強いです。
そのゴキブリに対抗するために、生き物の能力を人間に取り込む手術(バグズ手術)が行われ、宇宙飛行士たちはゴキブリと戦う事になります。
主人公の小町小吉(こまちしょうきち)は「オオスズメバチ」を手術ベースとしていて、オオスズメバチの毒針を使って戦います。
人間大のサイズなので毒針もかなり大きく、めちゃくちゃ強いです。
他にも、ネムリユスリカやサバクトビバッタ、エメラルドゴキブリバチなど、あまり知られていない昆虫や生き物も多く登場します。
どんな能力を持っているのか、どんな生き物なのかを実際の文献の注釈と共に紹介してくれるので、昆虫や生き物を詳しく知らなくても理解できますし、「へぇー、こんな生き物いるんだ」と雑学感覚で楽しむ事が出来ます。
簡単なあらすじではありますが、何となくテラフォーマーズがどんな漫画か分かったかと思います。
2016年にはテラフォーマーズが実写映画化!
最近では進撃の巨人が実写映画化されましたが、三池崇史監督でテラフォーマーズが実写映画化されます。
実写版テラフォーマーズの出演者は、伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、菊池凛子、小栗旬、加藤雅也など、主演を張れる様な俳優さんが多く出演します。
アニメや漫画を実写化することで原作が好きな方は映画を観に行くと思うのですが、実写版進撃の巨人は批判の多い映画でしたね。
僕も実写版進撃の巨人を見ましたが、前編はまだ良いとしても後編が面白いものではありませんでした。
漫画をそのまま実写にするのは難しいと思いますが、テラフォーマーズは良い映画になれば良いなーと思っています。多分観に行かないと思いますが。