Apple製品専用の端子として存在する「Thunderbolt(サンダーボルト)ケーブル」。
Thunderboltは通常のUSBよりも高機能で、USBと比べるとデータの転送スピードがかなり速いです。
Mac ProやiMac、MacBook ProやMacBook Airには標準で付いているものの、一般的には利用者も少ないと言われています。
使う人が少ないにもかかわらず、いまだに最新の製品に標準搭載されているのは何故でしょうか?今回はあまり知られていない、その使い方をご紹介します。
USB3.0より断然高速!その使い道は?
USB3.0より断然高速と言われても、その使い道が無ければ意味がありませんよね。
DVDドライブやブルーレイドライブにそこまでの転送速度は必要ありませんし、普通に使っていれば転送速度を気にすることは少ないと思います。
Thunderboltが有効なのは、外付けHDDの様な外部の大容量ストレージで使う際に真価を発揮します。
USB3.0がUSB2.0よりも速いと言われますが、HDDや内臓SSDと同レベルでファイルの読み書きは出来ません。
その点Thunderboltを使えばかなり高速でファイルにアクセスできるため、大きなファイルを出し入れする方にはとてもストレスフリーな環境を構築できます。
そんなに外部の大容量ストレージを使う事ってある?
一般的な使用範囲でいうと、USB3.0ではなくThunderboltを使わないと何も出来ない!という事はほぼ無いと思います。
しかし、映像や画像ファイル、PSDファイルなどを頻繁に扱うお仕事や、趣味を持っている方であればとても便利なので、作業をサクサク進ませたいという方は使用してみましょう。
また、一般の人もThunderboltを使えるような便利な使い方があります。
デジタル一眼レフにはまっている方にはおすすめ!
デジタル一眼レフで撮影した写真データ(RAW)は、極端にサイズが大きく扱いが大変です。
これをそのまま管理しようとすると内蔵ストレージでは追い付かないので、外部に保存をしたいと考える方も多いと思います。
そんな時に役立つのがThunderboltで接続した大容量ストレージ。超高速で大事なRAW形式の写真をバックアップできるので結構助かります。
ポータブルSSDをThunderboltで接続するなら持ち歩きも可能なので、ノートパソコンとも相性が良いです。