Chromeアプリ版のLINEがついにリリースされました。
LINEといえばAndroido版やiOS版、MacOS版やWindows版など数多くリリースしてきましたが、今回のChromeアプリ版は少し違っています。
Chromeアプリ版はこれまでと何が違うの?
まず、このアプリはOSではなくブラウザ準拠なので、どんなOSがインストールされているかは関係ありません。Chromeブラウザがインストールできる端末であれば構わないので、タブレット用のOSであろうが何であろうが関係ありません。
現在格安のノートパソコンなどではChromeOSをインストールしているものが増えてきているので、そちらででもLINEがインストールできるという事になります。
元々そこまで重たいソフトウェアではないので、Windows版やMac版を利用している方には必要ないかもしれませんが、Chromeで一括管理したい方には便利だと思います。
機能はどうなっているの?
音声チャット、ビデオチャット、タイムラインなどが使えないようになっています。つまり通常のチャット機能に特化しており、かなりシンプルな構成ですね。
これで十分という方は、現行のPC用LINEより扱いやすいかもしれません。
一方で、LINEの音声チャットも使いたい人にとっては不都合が多いとも言えます。ChromeOSの場合は、別の音声通話ソフトをインストールしないといけませんね。
今後のアップデートに期待
Windows版のLINEもそうでしたが、徐々に独特の進化をとげて、スマホ版のLINEとは違った機能を搭載する可能性もあります。
Windows版の場合、画面上のスクリーンショットを送ったり、ファイルの転送が楽になるよう設計されていたので、Chrome版はChromeと連携してアドレスを添付しやすくなったり、他のChromeアプリと連携する様になるかもしれません。
場合によってはChromeのメニューバーに「LINEに張り付ける」という項目が追加される可能性もあるので、一番便利なアプリケーションとなるかもしれませんね。
いずれにしても、リリースされたばかりなので今後の動向に期待しましょう。LINEのソフトウェア更新速度は意外と早いのですぐに新しい機能が追加されてもおかしくありません。
ただ一方でChromeに密着しすぎるとウィルスに感染する可能性も高くなってくるので、セキュリティ設定に関しては厳重に行っておく必要があるでしょう。連絡先全てが流失してしまったら大変です。