iPhoneの躍進はここから始まったといってもいい商品iPod。
iPhoneは言わば電話機能付のiPodであり、この商品なくしてiPhoneの認知度はここまで上がらなかったでしょう。
そんなiPodは現在、初期に登場したハードディスクタイプ(iPod classic)は生産中止となり、iPod Touch(アイポッドタッチ)、iPod Nano(アイポットナノ)、iPod Shuffle(アイポッドシャッフル)の3商品で展開しています。
これらの商品を音楽を聴くために毎日使っていると、スマホと同様かなりバッテリーが劣化していきます。
そこで迷うのがバッテリー交換か買い替えかという問題ですが、今回はどちらがお得なのかを調べてみました。
モデルでバッテリー交換費用は違う
・iPod Touch(第3世代以下は交換不可)
一律9,400円
・iPod Nano(第6世代以下は交換不可)
一律6,800円
・iPod Shuffle(第3世代以下は交換不可)
一律5,800円
バッテリーの交換費用はモデルにより一律で決まっており、古い世代のものはそもそも対応してくれません。
では次に新モデルの本体価格をみてみましょう。
・iPod Touch(16GB、32GB、64GB、128GB)
24,800円(税別)、29,800円(税別)、36,800円(税別)、48,800円(税別)
・iPod Nano
17,800円(税別)
・iPod Shuffle
5,800円(税別)
16GBのモデルでバッテリー交換を考えた場合、iPodTouchもiPodNanoも新品価格の38%の料金を請求されます。これはちょっと悩みますね。
一方でiPodTouchの32GBや64GB、128GBでもバッテリー交換代は16GBのモデルと同じ値段なので、高いモデルであるほどバッテリー交換に頼った方がお得です。
128GBモデルなら定価の約19%程度の金額でバッテリー交換ができるので、新品を買うよりずっとお得になります。
iPod Shuffleはバッテリー交換するだけ無駄?
そしてなにより気になるのがiPod Shuffle。
バッテリー交換費用が5,800円、新品の本体価格も5,800円と全く同じです。これはもう、本体に相当な思い入れが無い限り交換をお願いするだけ損ですね。
新品を買えば保証期間も付きますしパーツも全て新品になるわけですから、あえてバッテリー交換に出す意味がありません。
(内部に重要なデータが入っていたとしてもバッテリー交換時に内部データの保証はされておらず、消えてしまう可能性もあります。)
「もしかしてiPod Shuffleをバッテリー交換に出すと新品を渡されてるんじゃない?」と思ってしまいますが、バッテリー交換に出せば何日か日数がかかるので、たぶん交換して頂けているんだと思います。
iPod Shuffleはバッテリー交換をするくらいなら新品を買ったほうが良いというのは間違いないようです。