ネット通販の枠を超えて、電子書籍や動画、クラウドサーバー(AWS)などを提供している有名企業の「Amazon」ですが、電子書籍の世界では有名を通り越して定番となっているkindleシリーズの新型を発表しました。
現在Amazonホームページにて予約が開始されています。
目次
電子書籍端末Kindle Oasisの特徴
現在予約が開始され、4/27に販売予定の新型kindleである「Kindle Oasis」はkindleシリーズのフラグシップ(最上位)モデルに位置づけられています。
売り文句は「最薄、最軽量」という所で、今までのKindleの中で最も軽量な131g、一番薄い箇所で約3.5mというサイズを実現しました。
また、Kindle市場最強のカバーガラスなど耐久性にも力を入れており、軽さと合わせて非常に持ち運びがしやすい端末となっています。
特徴的なのはその形で、今までの四角形とは違い左右非対称で片方には人間工学に基づいたグリップが備わっています。
この独特な形状のおかげで手に重心がすっぽりと収まるようになり、その軽さと相まって片手でも重さを感じないとされています。
その他にも、バッテリー内蔵型カバーやページめくりボタン、どのように持っても上下を自動に探知して判断する機能などを搭載して、今までのKindle以上に携帯性と読みやすさにこだわった仕様となっています。
デュアルバッテリーで数ヶ月の駆動
端末の性能として注目する部分はデュアルバッテリーを搭載している点です。Kindle Oasisにはレザーカバーが付属しており、これにもバッテリーが搭載されています。
Kindle Oasisを長時間使い、バッテリーが減ってきたら自動的にこのカバーから充電されるという仕組みになっているのです。
もちろん、充電はカバーを付けたまま行う事が可能で、付けたまま充電すれば両方とも充電されるので複雑な手間などは必要ありません。
またカバーを閉じれば自動的にスリープになる他、使用状況に合わせて最適化出来るなど省電力化も心がけています。
そこに消費電力が少ない電子ペーパーという事も合わさり、一回の充電で数か月は利用できるという長時間の駆動を実現しました。
Kindle Oasisのソフトウェアも完備
このように今までのKindleと大きく違うハードウェアをしていますが、ソフトウェアの面でも既存の電子書籍端末でトップクラスの使いやすさを誇ります。
辞書機能はWikipediaと統合していますし、ページから離れることなく調べる事ができます。
その他にも自分で作る単語帳や読書を終えるまでの予想時間の表示、外国語の簡易翻訳など複数の機能を備えています。
その上、通信機能としてはWiFIiの他に無料3Gにも対応しています。
この無料3GはAmazonが回線料金を負担している為、容量などに制限はありますが日本全国ほぼすべての地域で、箱から出した時から使う事が可能となっています。
また、Amazonとの連携でクラウドサービスを使い、ほぼ無制限に本を記録したり自動バックアップなども実現しています。
一番の売りはKindleストア
これらはKindle本体の特徴ですが、Kindleの人気の源となっているのは端末よりもその提供するコンテンツの多さです。
日本の電子書籍市場で名実共に最大規模を誇っているkindleストアですが、ベストセラー作品を取り揃えているのは当然としてマニアックな物や意外な本、個人が公開する書籍まで幅広く取り扱っています。
その上無料コンテンツも充実しており、洋書と和書を合わせて一万冊以上を誇っています。
その他にも頻繁に行われる割引セールなど、コンテンツの質と安さで他の電子書籍から群を抜いている存在となっています。
新型のKindle Oasisはどんな人におすすめ?
この新型Kindleは約35,000円でAmazonにて予約を受け付けています。
最上位モデルとして位置付けられているので値段としては高く、これからKindleを買おうと考える人は手が出しにくい部分もあります。
なので今回の新型は初心者よりも、既にある程度電子書籍に慣れ親しんだユーザー向けの商品と言えるでしょう。
しかし、品質が高い端末であることは間違いありません!
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