ガラケーの需要が少し復活している現在でも、やはりガラケーからスマートフォンに移行するユーザーの方が圧倒的に多いです。
各キャリアは60歳以上のガラケーユーザーをスマホユーザーに切り替えようと必死ですが、困るのはそういった親を持つ子供。
「お父さん(お母さん)、スマホにしようと思うんだけどどれにすればいいかな?」と言われたら、どんなスマホを勧めますか?
かんたんスマホ系はどうなのか
かんたん操作でまとめられたスマホは、確かに操作方法もシンプルに限られていますが、独特のインターフェイスを搭載しているため「電話とメールができればいいや」というスマホとしては本末転倒な感じが強いです。
もちろん、ブラウジングも可能な事は可能ですが、良くも悪くも制限が多くて使いにくいことがあります。
「スマホ」にさえすれば良いという方であれば良いですが、先々の事を考えるとちょっと微妙かもしれません。
Android系端末はどうか
Android系スマホは数多くのラインナップが登場しており、選択肢が多いのは確かです。
iPhoneに比べると値段の安い端末が多いのも魅力的ですね。
とりあえずスマホデビューしたいと考えている場合、ガラケーの頃と比べて利用料金などのコストが高いのも大きな問題の一つなので、コスト面で悩むのであればAndroid系のスマートフォンが良いと思います。
iPhoneはどう?
操作感で言えば一番簡単なのが「iPhone」。Appleらしい縛りが多い分、出来る事は限られており細かく設定できないのが逆に楽です。
60歳以上で初めてスマホに触れる方がデバックモードなどを使うとは思えないので、iPhoneを使っていて「あれが出来ないから困る!」なんて不満は起きないかと思います。
問題はキャンペーン中で安くなったりする事はあるものの、定価で考えると高価なスマートフォンです。
全体的に言うとコスト面で問題が無いならiPhoneが一番良いかもしれません。
iPhoneを使っている人は多いので、使い方や困ったときの対処法を相談できるユーザーが多いですし、ネットには様々な情報が載っています。なによりSiriが優秀ですから、音声認識による操作サポートを覚えれば楽に操作が出来ます。
やはり、スマホで最初に問題となるのは文字入力システムの慣れですから、Siriでサポートできるだけでもかなりのストレスが軽減されるのではないでしょうか。
一方でdocomoなどが行っているスマホ講習会に関していうと、iPhoneはラインナップから外されAndroid一択になっています。
どのスマートフォンも一長一短ありますので、自分に合ったスマートフォンを選んでみてください。