無料通話ができてメッセンジャーとしてもかなり普及しているLINE。
連携アプリで言うとLINEゲームなどの状態も好調ですが、このたび「LINE MUSIC」という音楽ストリーミングサービスを開始しました。
ソニーの「Music Unlimited」がサービスを終了したばかり
Music Unlimitedはソニーが手掛けていた音楽配信サービスなのですが、2012年にサービス開始するものの2015年3月30日にはサービス終了となってしまいました。
大きな理由の一つは、このサービスがXperiaのスマートフォン向けという意識が強く、一般ユーザーにはあまり知れ渡っていなかったことも大きいでしょう。
ソニーが囲う範囲では狭すぎて、ほとんど誰も使わなかったということになります。
ソニー「Music Unlimited」のサービスのように、LINE MUSICのサービスがすぐに終了してしまう可能性もゼロではありません。
LINE MUSICの強み
LINE MUSICの定額制に置ける仕組みは時間です。
月の再生時間によってサービス形態を選ぶ必要があり、500円の場合は月20時間、1000円の場合は無制限で音楽を聴く事が出来ます。
現在150万曲程を聞くことが出来るそうですが、自分の聴きたい曲がそろっているのであれば、多くの音楽を手軽に楽しむことが出来ます。
既にLINEとの連携も可能になっているので、後のサービス拡張や連携の幅が広く、様々な展開を見せていく可能性が高いです。
2015年8月9日までトライアル期間
2015年の8月9日まではトライアル期間となっているので、音楽の聴き放題となっています。
これでどのような楽曲がそろっているのか、自分の聞きたい曲は追加されているのかなどを判断するのもよいでしょう。
問題はPCとの連携がどうなるか
部屋で音楽を聞くならば、スマートフォンだけに頼るとは限りません。
現状ではiOS版とAndroid版しかありませんが、Windows版でもぜひリリースしてほしいですね。
Windows版とスマートフォンがもし連携できれば、非常に使い勝手が上がっていく気がしますが・・・。
いずれにしても1000円で聞き放題というのは良心的な価格設定なので、どれだけの楽曲が聴き放題なのか?音質はどの程度なのか?最新楽曲はどれくらいのペースでリリースされるのか?といったことが重要になってきます。
映像配信サービスでいうと価格設定が安く人気のあるHuluですが、最新エピソードの配信が遅いというデメリットもあるので、LINE MUSICが今後どうなっていくのか気になりますね。