AppleのノートパソコンMacbookには「MagSafe」と呼ばれるマグネット式の充電コードが付属されています。(現在は薄型化されたMagSafe2が導入されています。)
磁石でくっつく分、差し込むタイプより接続が簡単で取り回しも良いのが特徴ですが、「すぐに壊れてしまう」という意見も多いようです。
MagSafeが壊れてしまう理由
最近のMagSafe2の磁力は特に強力で、意図しない時に外れないようになっています。
その分、ケーブルを外す時に接続部の金具部分でなく、ケーブルを引っ張るように引っこ抜いているとすぐに壊れてしまいます。
ケーブルをひっぱってもいいように根元部分だけ補強されているといいのですが、残念ながらごく普通のケーブルなので、慎重に外すようにしましょう。
MagSafeを買い替える場合の値段
MagSafe2のケーブルを買い替える場合、MacBookAir用、MacBookPro用ともに税別9,500円もします。Apple製品のアクセサリーは高いと言われていますが、MagSafe2は特に高いですね。
かといって、これらのパソコンは標準でMagSafe2用の電源コネクタしかないため、既製品ならこれらを買うしかありません。
AppleCareに入っている場合は、付属品も保障対象なので持ち込んでみると良いでしょう。
ちなみにAppleCareは本体の製品番号と直接リンクしているので、場合によっては本体も一緒に持ち込まないと対応してくれないかもしれませんので、事前に電話などで確認をとると失敗しません。
MagSafeが機能しない時は簡単な事で直る事も?
コードが断線しないように気を付けていても、充電をする際にMagSafe2をパソコンに差しても反応が鈍くなるということもあります。
しかし、この状態の場合は簡単に直ることもあります。それは、接続部分を温めることです。
どうやらMagSafe2は低温に弱いらしく、冷たすぎると上手く稼働しないこともあります。
そのため若干、エアコンヒーターの風にあてるか、先端部分を指で押さえて人間の体温で温めるだけでも稼働しやすくなります。
私自身が持つMagSafe2ケーブルの場合は、真冬だと充電してくれない事が多かったのですが、接続部分を5秒程指で押さえるだけで100%動作するようになりました。
こういったテクニックはアップルストアでは教えてくれませんし、故障だと思いアップルストアに持ち込んでも「これは正常です」と言われかねないので、事前に試してみましょう。
MagSafe2以外にも、別売りの変換コネクターを購入してマグネット方式とは違った方法で充電もできるので、そういった方法で充電するのも良いかもしれません。