スマホのメーラーは何を使っているでしょうか?
マイクロソフトの「Outlook.com」を使っている方は注意が必要です。
Outlook.comは2015年7月31日でサポート終了
マイクロソフトはOutlook.comのサポートを2015年7月31日で終了させると発表しました。これはOSのサポート期間終了とは違い、使えなくなってしまう可能性が高いです。
このソフトを利用しているAndroidユーザーにとっては衝撃的なニュースですね。
新サービス「Microsoft Outlook 」の開始
Microsoft Outlook は今年1月よりスタートさせた、新しい世代のメーラーです。マイクロソフトはこちらに機能を集約させ、古いOutlook.comを終わらせたいという事でしょう。
勿論、Microsoft Outlook はOutlook.comの機能も内包しているので、普通はバージョンアップすれば問題ありません。
ただし、Androidのバージョンが4.0を下回っているとインストールできないので、別のメーラーを使わないとけなくなります。
スマホのメーラーはそもそも必要なのか
スマホが携帯端末として成長する一方で、キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)ごとのメールアドレスの重要度は低くなっています。
というのもPC用のメールを携帯端末で利用できるようになったからで、Microsoft Outlook のようなアプリを利用すれば、多くのメールアドレスを一括して管理する事が出来ます。
つまりPC用のメールアドレスを利用しているなら、Microsoft Outlookのようなメーラーはとても便利です。
ちなみにAndroidの場合は、そもそもがグーグルが開発したOSなのでGmailとの相性は抜群です。
専用のメーラーを利用すれば、Gmailも簡単に管理する事が可能です。
また、パソコンでOutlookを利用している方は同系列であるスマホ用アプリ「Microsoft Outlook」 が非常に使いやすく感じるでしょう。
基本メーラーがOutlookなら操作も同期も簡単なのでおすすめですし、WordやExcel、PowerPointといったソフトとの連携も行いやすくなっています。
どのソフトもAndroid上で操作できるアプリがマイクロソフトから公式にリリースされているので、そちらを使うと便利です。
このためビジネスシーンでは最も扱いやすいメーラーに成長しつつあるといっても良いでしょう。
それにしても「Outlook.com」は2012年にリリースして、わずか3年で終了ということになりますから、いつもながら次世代への転換が速いのはマイクロソフトの特徴でしょうか。
Microsoft Outlookももしかすると、3年くらいしたらサポートが終了してしまうかもしれませんね。