顔認識をシャットアウトさせられる眼鏡「PrivacyVisor(プライバシーバイザー)」がひそかに注目を集めています。
この商品はどういったものなのでしょうか?
急速に普及する顔認識
デジカメやスマートフォンではよくみかける顔認識機能。
確かに便利と言えば便利ですが、MicrosoftのWindows10やGoogle社でも積極的に取り入れ始めたことによって多くの人が使うことになり、ウィルスなどでプライバシーが漏洩してしまう危険性もあり得ます。
GPSに加えて顔認識までもが当たり前になると、知らない間に自分の生活が覗かれているんじゃないか?と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そんな中登場したのが、一見普通の眼鏡に見える「PrivacyVisor(プライバシーバイザー)」です。
見た目は普通の眼鏡
PrivacyVisorは、サングラスのようにスモークがかかっているわけではありませんが、写真撮影をすると目の部分が映らないようになります。
つまり目視では普通のメガネなのに、デジタル処理すると、反射グラスのように向こう側が全く見えなくなる仕組みになっています。
ちょっと時代を先取りし過ぎな気もしますが、これから「顔という個人情報」を守るのが当たり前になるのかもしれません。
悪用されるのでは?とも言われるが・・・
捜査から逃れるために凶悪犯が使用し、顔はしっかりと映らないんじゃ?なんて声もありましたが、普通にサングラスやマスクをしたほうが自分を隠せるでしょうから、そういった可能性は低いようにも思えます。
デジタル処理でひっかからなくなっても目視では確認できてしまうわけですから、犯罪者を助けるアイテムになる可能性は低いでしょう。
芸能人は使い始めるかも?
プライベートを守るために、有名芸能人が当たり前の様に使うときが来るかもしれません。
海外のハリウッドセレブなど、パパラッチに追われる人達がこのPrivacyVisorを着ければ人気に火がつきそうです。
みんながみんな着けてしまうと、ゴシップ記事が減ってしまいそうですが・・・。
このPrivacyVisorは海外からも注目を浴びていて、世界各国からかなりの取材オファーが来ています。
ちなみに現在発表されている価格は2万円となっています。サングラスとしてはちょっとしたブランド品程度の価格なので、安くも高くもないといったところでしょうか。
プライバシー漏洩が気になる方は、手に入れてみてはいかがでしょうか。