ゲーム業界は現在、スマホゲームがシェアをどんどん拡大しています。
スマホのゲームがここまで人気になっているのは、多くの人が端末をすでに持っているという事と、いつも持ち歩いているものであるということでしょう。
スマートフォンは元々通信を扱う端末のため、オンライン接続も容易にできるのがポイントです。
ソニーは何故PSPのスマホ版をつくらないのか
簡単に考えれば、ソニーはゲーム機やスマートフォンのノウハウがあるわけなので、AppleがiPodやiPhoneを出すように、PSPのスマホ版を製作すればいいのではという声も大きいでしょう。
実際、ソニーエリクソン時代にはドコモ向けの端末としてXperia PLAY(SO-01D )を販売した事もあります。
ただしこれは、Xperia系にインストールされているプレイステーション系のゲームアプリがスマホで遊べるという端末で、PSPと似ているようで違っています。
これがもしプレイステーションVITAのソフト全てとは言いませんが、多くのソフトがプレイ出来るようであれば人気が出たかもしれませんね。
VITAのスマホ化する事は出来ないの?
ではなぜ、VITAフォンなるものを作らないのか?と考えるといくつかポイントがあります。
まず「小型化できるのか」という事。
素人目に考えれば、VITAのサイズそのままで電話機能を追加すればいいじゃないかとも思いますが、それが売れるかと考えると少し怪しいですよね。
電話としては大きすぎるので、一部のユーザーの目は引いても、爆発的なヒットを起こすかと言えば微妙です。
しかもVITAのOSだけでなく、AndroidなどのOSまでインストールしなくてはいけないため少し面倒です。
もしAndroid上でVITAソフトを動かすなら、それ専用にエミュレーターなどを開発しなくてはなりませんが、その作業に問題があるのではないでしょうか。
個人的に言えば、どうにかそのあたりの問題さえ解決してくれれば、VITAソフトもAndroidのソフトウェアも動く端末としたら爆発的なヒットを生みそうですが、そうなるまでにはもう少し時間がかかるでしょう。
現在の日本企業はソニーだけでなく東芝やシャープも経営状態がよろしくないので、何か爆発的なヒット商品を生んでほしいものですね。
ゲーム業界に限ってもプレイステーションやWii U、3DSの売り上げが落ち込んでいるので、そうしたハード開発には期待が集まります。
プレイステーションにかぎらずとも、ニンテンドーがまさかのDS-Phoneなるものを作ったら売れそうですね・・・。