Sony Mobileからついに「Xperia Z4」が発表されました。
Xperiaといえば、スマホシェアで業界をリードするiPhoneの対抗馬として常に名前が上がる名機種シリーズですが、なかでもZシリーズの評判は良いので、今回もかなり期待されているといっても良いでしょう。
フロントカメラが大幅に進化
フロントカメラは画素数でいうと、Z1~Z3までが220万画素であったのに対して、Z4は500万画素まで進化しました。
これによりスカイプなどのライブチャットを使う場合でも非常に高画質で使いやすくなっています。
メインカメラと比べると劣ってしまいますが、500万画素あれば自撮りとしても十分使える範囲ですので、とても扱いやすくなったといえます。
CPUがオクタコアに!
XperiaZ4は従来までのCPUとは全く違います。
クロック数(スマートフォンの処理速度)こそ進化していましたが、Z3まではクアッドコア(コアが4つ)だったのに対し、Z4はオクタコアなのでコアを8個搭載しています。
豊富なコア数は機種の安定感を生みますので、重たいアプリも快適に動き、スマートフォンの読み込みが遅いと悩んでいる方にはオススメな端末となっています。
より薄く、より軽く
XperiaZシリーズは世代が変わるごとにより薄く、より軽量になってきました。
初代Z1が厚さ8.5mmでしたが、Z2は8.2mm、Z3は7.3mmと進化してきています。そんな中、Z4は6.9mmの薄さとなっていて、ついに7mmの厚さを切っています。
スマホの重量に関しても同様で、初代Z1は171gだったのに対し、Z2は163g、Z3は152gとどんどん軽量化しています。そして肝心のZ4は144gとなっていて、シリーズ中でも最軽量となっています。
スマートフォンの性能自体も上がっていますし、薄型で軽量になっていくというのは、さすがソニー製品といったところでしょうか。
ちなみに軽量化についてはエネルギー効率の上昇が大きく影響しており、Z4はシリーズ中でも最も電池容量が少なくなっています。
これはスマホのエネルギー効率が上昇したので、電池容量が少なくても済むようになったからです。
搭載OSはAndroid5.0
今までのZシリーズ機種も随時OSアップデートされていますが、Z4は最初から5.0を搭載しています。
基本的に古い機種から順にOSアップデートの限界がくることは目に見えているので、特にRAMが2GBしかなかったZ1は早い段階でOSについていけなくなる可能性が高いとされています。
Z4は非常に高スペックですし、最初からAndroid5.0を搭載しているので、しばらく現役で使える事が予想されています。