美容室や飲食店などのお店でiPhoneやiPadをPOSレジとして利用する店舗が増えてきています。
iPadのPOSレジは導入費用が安く済みますし、Square(スクエア)やリクルートのAir Pay(エアペイ)を使えばクレジットカード決済や電子マネー決済にも簡単に対応することができます。
今回はクレジットカード決済に対応することができる「Square」と「Air Pay」の手数料や特徴を比較し、どちらのクレジットカード決済サービスの方が良いのか紹介します。
どちらを契約しようか迷っている方は是非参考にしてください。
SquareとAir Payの特徴・比較
SquareとAir Payの比較は以下の表を参考にしてください。
Square | AirPAY | |
対応クレジットカード | ・VISA ・Master Card ・アメリカンエキスプレス(アメックス) |
・VISA ・Master Card ・アメリカンエキスプレス ・JCB ・ダイナースクラブ ・ディスカバーカード |
支払い手数料 | 通常:3.25% カード情報手入力:3.75% |
交通系電子マネー:3.24% VISA/Master Card/アメリカンエキスプレス→3.24% JCB/ダイナースクラブ/ディスカバーカード→3.74% |
振り込み手数料 | 0円 | 0円 |
カードリーダー代 | 4,980円 | 19,800円 |
対応端末 | iPhone/iPad | iPhone/iPad/Android |
月額料金 | 無料 | 無料 |
入金サイクル | 最短翌営業日 | 最大月6回 |
対応しているクレジットカードはAir Payの方が多いです。Squareは利用者が多いJCBのクレジットカードに対応していないので、そこが一番のデメリットになりますね。
支払い手数料に大きな差はなく、Air PayはSuicaやICOCAなどの交通系電子マネーで支払う事も可能です。
リクルートの「Air Pay」の特徴
Air Payの良い点・悪い点は以下の通りです。
- 対応しているクレジットカードの種類が多い
- 交通系電子マネー、近いうちにApple PayやiD、Quick Chargeでの支払いにも対応
- 入金サイクルが最大で月6回と若干少ない
Air Payの使い方や申し込み、導入方法については以下の記事で詳しく解説しています。
関連:リクルートのAir PAY(エアペイ)でクレジットカード決済に対応!使い方や料金、導入方法とは
カードリーダー1台でクレジットカードや電子マネーに対応しているので、使い勝手はSquareよりもAir Payの方が上です。
しかし、入金サイクルが最大で月6回と少ないので、クレジットカードで支払われた売上金がすぐに手元に欲しいという方には少し不便かもしれません。
Air Payはリクルートが運営するサービスなのでサポートもしっかりしていて安心できます。入金サイクルが気にならないのであればSquareよりもAir Payの方が良いと思います。
Squareの特徴
Squareの良い点・悪い点は以下の通りです。
- 入金サイクルが最短翌営業日とかなり早い
- iPhoneやiPad以外にも、Androidの端末をPOSレジとして利用できる
- 対応しているクレジットカードがAir Payと比較すると少ない
Squareの使い方や登録、導入方法は以下の記事で詳しく紹介しています。是非参考にしてください。
関連:クレジットカード決済ができるSquare(スクエア)の使い方、導入方法!iPadやiPhoneをPOSレジに
Squareの良いところと言えば「入金スピードの早さ」です。クレジットカード払いによる売上金をすぐにでも欲しい!という方はAIr PayよりもSquareの方がおすすめです。
SquareはVISA、Master Card、アメックスカードに対応していますがJCBには対応していません。JCBを利用しているお客さんは結構多かったりするので、その点は注意しましょう。
今回はSquareとAir Payの比較をしましたが、どちらも月額利用料金は一切かからず無料で利用できます。
どちらも利用者は多いですが「入金サイクル」「対応クレジットカード」などを比較して選択してください!