Steam(スチーム)といえばダウンロード購入でゲームをプレイする事が出来るアメリカ発のプラットホームですが、日本語にも対応しており、コアなPCゲーマーの中では知らぬものはいないほど普及しています。
PCゲームというと敷居が高そうにみえますが、値引きセールなどの多いSteamは、コンシューマと全く同じタイトルを中古で買うより、Steamで買う方が安いということもあります。
しかし、ここで問題になるのがコントローラー。アクションゲームなどをプレイするなら、キーボードで全て管理するのは大変ですし、ライトユーザーにとってはつらいところ。
現状ではXBOX系のコントローラーなどがそのまま使えるため人気がありますが、先日公式にSteam専用のコントローラーを49.99ドルで発売すると報じられ時期は11月と発表されました。
XBOX系のコントローラーとSteamコントローラーの価格を比較
現在、XBOXONEのコントローラーは4,500円前後で売られています。XBOX360の場合は3,500円前後です。
これにくらべて49.99ドルというSteamのコントローラーは日本円でいうと6,200円前後という事になります。
価格だけで考えれば若干高いですよね。
Steamコントローラーは高性能?
まず、新しいSteamコントローラーには十字キーがありません。
十字キーの代わりになる円形のタッチパネルが左右につき、プラスしてスティックが一つついています。
このタッチパネルという部分がどうなるかが最も大きなポイントで、操作がしやすく問題ないならば、従来の十字キーやスティックと違ってバネなどが劣化しないため、ヘビーに取り扱っても壊れにくいという事になります。
若干高くなったとはいえ、壊れにくくなったのであれば納得できます。
タッチパネルなので、ボタンと比べると押した感覚がない(少ない)ため、コントローラーを見なくても操作できるように十字スリットがはいっています。
従来のコントローラーではボタンの隙間にホコリやゴミが入ってしまうこともあったので、使いやすければこれから先のゲームコントローラーのトレンドになっていくかもしれません。
また、背面にバンパーボタンとよばれる大型のボタンが2個あることも特徴的です。
このため、XBOXのコントローラーよりも操作ボタンが多く、より多くのゲームに対応できるようになっています。
結局のところSteamコントローラーが買いかどうかは、タッチパネルコントローラーの使い勝手で決まるというのが結論ですが、それだけのために6,200円相当のコントローラーを買うかは難しいところ。
Steamの運営会社であるバルブ・コーポレーションはSteamコントローラー専用のゲームや、Steamコントローラーを使う事で遊びやすくなるゲームを開発する必要がありそうです。