Windows10にアップデートしたらWEBカメラが認識しない?使えない?簡単な対処方法とは

初心者にでもできる解決法「9月まで待つ」

Windows 10の「Anniversary Update(アニバーサリーアップデート)」をした方も多いと思いますが、アップデートをした人からはパソコンの動作が不安定になったりなど、不評の声をよく聞きます。

そんな中気になる問題が「WEBカメラが使えなくなった!」という報告で、全世界で数百万台のWEBカメラが動かなくなったと言います。

そこで今回は、Anniversary UpdateでWEBカメラが使えなくなった原因とPC初心者でもできる対処方法を紹介します。

原因は対応コーデックの非対応化

原因は対応コーデックの非対応化

WEBカメラのコーデックを物凄く簡単に言うと、映像をある形式に変換し送受信するのに必要なソフトウェアです。

今回のアップデートではこのコーデックのうち「MJPEG」と「H.264」が非対応になってしまったため、これらを使うWEBカメラが使えなくなってしまいました。

まだ使っているユーザーが数百万人いるコーデックをいきなり打ち切るのは不親切すぎますよね・・・。

実際、マイクロソフトにはかなりの抗議がきている様です。

 

初心者にでもできる解決法「9月まで待つ」

初心者にでもできる解決法「9月まで待つ」

実はあまりに苦情が殺到しているので、マイクロソフトは「MJPEG」と「H.264」の対応を再開することを発表しています。

この修正日の予定が9月中なので、9月まで待ってアップデートをすればまた使えるようになります。

9月まで待てる人は、この解決方法が一番簡単です。特に何もしなくてもWindows側のアップデートで解決できるのでオススメです。

 

システムの復元を使う

システムの復元を使う

システムの復元とは、何かの理由でシステムが書き換わった後にOSの調子が悪くなった場合、前の状態に戻す機能です。

プログラムなどを知らなくても、いくつかクリックするだけで行えるのでそこまで難しい作業ではありません。システムの復元については以下を参考にしてください。

・Windowsキーを押しながら「X」キーを押す
・一覧から「システム」をクリック
・「システムの保護」をクリック
・「システムの保護」内の「システムの復元」をクリック
・「システムの復元」の指示に従いすすめる。

※この時復元ポイントの指定はアップデート前の日付にすることが重要です。5日以上前の時は画面下部にある「他の復元ポイントを表示」をクリックしましょう。

 

上記の方法ですすめれば、簡単に復元ができます。

もし復元ポイントが存在しない場合は、依然なにかしらの設定で復元ポイントを作らないか、直近の復元ポイントしか作らない設定にした可能性があります。

その場合はシステムを復元する事は出来ませんので注意してください。

 

WEBカメラの他にも、Windows10にアップデートしたことで動作しなくなるソフトが結構あります。

以前のバージョンにダウングレードすれば使える様になるので、Windows10に対応されるまで気長に待ちましょう。