先日、Androidのアップデートが開始されたXperiaZ2及びZ3。
Android4.4からAndroid5.0のアップデートとなっていますが、OSのアップデートにはバグや障害がつきもののため、少しためらっているユーザーも多いのではないでしょうか。
そこで今回はこのアップデートの注意点となどをご紹介したいと思います。
アップデート前に知っておくべきこと
ダウングレードは出来ないと思っておいた方が良いです。
厳密に言えばダウングレードできない事もないですが、ソニーモバイルもGoogleもダウングレードへの保証はしていませんし、やるにはかなりの知識と労力が必要です。
そのため、ダウングレードは一切出来ない、5.0にしたら戻せないと考えておいた方が良いでしょう。
また、アップデートには時間が掛かります。
ファイルをダウンロードするだけでもかなり時間のかかるAndroidOSのアップグレード。スマホ単体で行う場合は2時間近くかかってしまう事もあるようです。
一方でソニーが無料で配信している「Sony PC Companion」というPCでソニーモバイルの製品を管理するソフトを併用すれば、アップグレードは30分ほどで済むので便利です。
アップグレードにはそもそも大量のバッテリーと通信データ量を必要とするので、コチラの方が環境的にも楽です。
また「Sony PC Companion」を使ってアップグレードをする場合、データの送受信にはPCが接続しているネット回線を使用するので、契約しているキャリアの回線に負荷をかけずに済みます。
アップグレード直後に気を付ける事
アップグレード直後の端末の扱いにはかなり気を付けましょう。OSが切り替わった直後のXperiaがまともに稼働する事はほとんどありません。
なぜなら、OSアップデート後にまっているのは、全アプリの自動更新(手動でも可能)だからです。
いくつかのアプリは自動で更新をスタートするため、アップデート直後のXperiaのバッテリー消費率はかなり激しく、ソフトウェアの動作もかなり重たくなります。
インストールしているソフトが多いほど、この更新時間も時間がかかるので、就寝中に充電ケーブルを繋げたまま更新させるのが良いかもしれません。
ただしこの状態では、いつ再起動やシャットダウンが行われてもおかしくないので、普段目覚まし機能などを使っている場合は別の目覚ましアイテムを利用するようにしましょう。
さすがにシャットダウンしたままということはないので電話は受け取れるかと思いますが、「アップデートが全て終わるまで、まともに稼働しない」と思っていたほうが無難です。