AirPlay(エアプレイ)というと、iPhoneユーザーやMacbookユーザーなら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
導入されたのはiTunes10の頃からなので、割と昔からあるようにも思えますが、年々AirPlayで出来る事は進化しています。
元々は音楽のストリーミング再生のための機能だった
元々は音楽のストリーミング再生のための技術で、iPhoneにいれている曲をAirPlay対応のスピーカーなどで手軽に再生できるといったようなものでした。
Bluetoothスピーカーでもいいじゃない?と思うかもしれませんが、Bluetoothよりもさらに気軽に初心者でもわかりやすく接続できるので、ストレスが少なくて済みます。
今では画像も映像もOK
画像や映像ファイルも扱えるようになったので、写真や動画ファイルも簡単に出力が可能です。
また、同時に多くの端末に配信できるという特徴をもっているため、iPhoneユーザー同士で集まっている場合は、その場でまわりの友人にデータ配信する事もできます。
Apple側としてはAppleTVをストリーミング再生出来ることが主軸にあるようですが、このように携帯端末同士でもいいですし、MacbookとiPhoneを連携させるのにも便利です。
Bluetoothや同LANネットワーク内で同期させれば似たような事が出来ますが、パソコンに詳しいユーザーでないと、この手の作業は難しいと感じるでしょう。
iPhoneで撮影した写真や動画、普段聞いている音楽を自宅のパソコンやスピーカーだったり、家族の端末に配信したい時には是非利用してみてください。
ただ、AirPlayで一つ問題なのがAirPlay対応製品同士でないとリンクできないという事です。
Apple製品同士なら問題ないですが、それ以外の場合AirPlay対応の機器かどうか確認しないといけません。
少なくともAndroidやWindowsは対応していないので、そういった端末と繋げるには面倒ではありますが、Bluetoothなどを使って設定するしかありません。
Apple系では珍しく他のメーカーにも公開している規格ではありますが、新しい機械なら大体導入しているというものでもないため、普及率で考えると手動のBluetooth接続に一歩劣ります。
Apple系規格はこの辺りのハードルがいつも厳しいですが、逆に言うとApple製品でデジタル機器を揃えている方にはとっても便利な機能となっています。