スマートフォンとリンクできる時計という事で期待が集まるスマートウォッチ。
最近では、AppleWatchが登場して話題になっていますが、Android版ではソニーの「SmartWatch 3」が高機能で人気があります。
スマートウォッチって結局何が出来るの?と疑問の方も多いと思いますが、簡単にいえばメールや通話が来ていることを時計で知れる上、アプリなどをインストールすることで音楽アプリのリモコンとして使えたり、簡易的なSNSやSMSの操作を行えたりします。
言わばスマートフォンの子機のようなもの
スペックや画面の大きさ、使い勝手は非常に重要であり、スマートウォッチの普及率はイマイチ高くない今、各社どの端末がトップシェアになるかしのぎを削っている状況です。
iOSの場合はAppleWatchの人気が高いですが、Androidの方は抜きん出て人気のあるメーカーというのは今のところありません。
そんな中最近登場したのがLG Watch Urbane(LG-W150)です。
これはグーグルストアで購入することができ、デザイン的にはアナログ時計の様なシックな感じです。
価格は44,900円と決して安くはないので、今後の売れ行きに注目が集まっています。
ちなみにソニーの「SmartWatch 3」は税抜25,000円とかなり格安なスマートウォッチとなっています。
ただの時計として見ると高いですが、スマートフォンの子機として考えた場合どこまで普及していくかが見物です。
しかし、スマートウォッチでしか出来ない事というのが今のところ少ないので、「スマートウォッチでしか出来ない機能」が着いてくればさらに普及していきそうな気もします。
スマートウォッチの一番の問題はディスプレイの小ささなので、今後は腕時計というよりはリストバンド型のスマートウォッチも出てくるかもしれません。
(追記:実際に腕時計型だけでなく、ソニーの「SWR30」の様なリストバンド型のスマートウォッチも販売されています。)
LG Watch Urbane(LG-W150)でいえば、CPUは1.2GHz クアッドコアプロセッサを搭載し、RAMは512MBで、ROMは4GBという作り。どれくらいの性能かというと、4~5年前のスマートフォンと同等のスペックを持っています。
興味深いのは、Googleが発表したAndroid Wearのメジャーアップデートに唯一対応している機種だということで、Google一押しのデバイスと言っても良いでしょう。
感覚的にはAppleWatchに対抗したかったのだろうなというレベルですが、円型ディスプレイを採用しているスマートウォッチは意外と少ないので、差別化は出来ているようにも感じられます。
とは言っても、デザイン性とブランド力では一歩先を行くAppleWatchはかなり手ごわい相手になるでしょう。