オンラインストレージが普及しつつある今、外付けHDDに保存しなくてもネット上でデータを保管できるとあり、「Dropbox」や「Google Drive」が人気を集めています。
一方で、どのストレージを使ったら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
最近はやりのドロップボックスは仕事用には向かない
一般ユーザーを増やし続けているDropbox(ドロップボックス)。
海外でも非常に人気ですが、使い勝手が良いかというと微妙なところです。
何故なら初期段階では2GBしか解放されていないので、友人を何人も招待してやっと20GB程度にする事が出来ます。個人の有料プランは1TBが限界で、90日間利用していないとデータが削除される恐れがあります。
加えて、ドロップボックスはバグの影響で一度データを破損させた事件を起こしており、データの復旧はされずお詫びに1年間無料でサービスをよくするという対応で済ませてしまいました。
仕事で使っている場合、消えてしまうというのはかなり怖いですよね。
今後はデータ破損の無いように対策をしていると公言していますが、そもそも使用できる容量が少ないですし、アップロード制限も厳しいので仕事向けではないのかもしれません。
オススメなのがGoogle Driveのソフトインストール版
実はグーグルドライブもグーグルから専用のソフトウェアをダウンロードする事で、ドロップボックスのように自動同期が可能なオンラインストレージとして使用する事が出来ます。
グーグルドライブの場合、無料プランの時点で最初から15GB解放していますし保存期間も無制限としています。しかも有料プランを使うと30TBまで増やす事ができます。
ビジネス特化ならマイクロソフトのワンドライブ(OneDrive)もアリ
ワンドライブの場合は、無料プランでの容量が15GBとグーグルドライブと一緒であるものの、1年間サインインしていないとアカウントが削除されてしまいます。しかも有料プランでも最大で235GBとかなり少なめ。
それでも勧めるのは、ワードやエクセルなどのオフィスソフトが無料で操作できるために、そういったビジネスファイルとの互換性が抜群です。
グーグルもオフィス系ソフトとの互換アプリが導入されていますが、本家マイクロソフトの扱いになれているなら、そちらの方が便利だと思います。
ただし、いずれのオンラインストレージでもネットワーク上に保存するというセキュリティ面の不安を無視する事は出来ないので、絶対に流失してはいけないファイルの保存には向いてないと思われます。