山梨県にある清里は3000メートル級の山々が連なる八ヶ岳連峰の麓に広がる広大な高原です。
避暑地として知られており、バブル期にはメディアにも取り上げられ多くの観光客で賑わったことでも知られています。
その後、バブルの終焉に伴って一旦は観光地として寂れた清里ですが、ここ数年都心から気軽に行くことのできる避暑地として再び人気を集めています。
清里の代名詞！清泉寮のソフトクリーム
清泉寮のソフトクリームは今も昔も清里の代名詞ともいえる存在です。
素材にこだわった濃厚なジャージーミルクのソフトクリームは、一度食べたら忘れられない味です。バブル期には、爆発的な人気を得て、東京からソフトクリームだけを目当てに訪れるカップルもいたほどです。
当時はソフトクリームに数時間待ちも当たり前だった様ですが、現在ではピーク時を除いて、そこまで待つことなく食べることができます。
「清泉寮」は昭和初期、清里の父と呼ばれたアメリカ人ポール・ラッシュ博士によって創設されたキリスト教系の研修施設が元になっており、歴史のある美しい佇まいの外観が特徴的です。
現在では宿泊施設として運営されているので、お泊りの際にはぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか。
八ヶ岳麓の大自然に触れる！トレッキングに参加してみよう
1200メートルの高地に広がる清里高原の魅力は何と言っても広大な大自然です。
清里を訪れたなら清々しい高原の空気を吸い込み、大自然のフィールドの中を歩いてみましょう。心も身体もリフレッシュできること間違いなしです！
清里には初心者でも参加しやすいトレッキングルートがいくつも整備されており、どのルートでも美しい自然に触れながらトレッキングを楽しむことができます。
最も人気なのが「八ヶ岳牧場コース」と呼ばれる、牧場の敷地の中を八ヶ岳の山々を眺めながら歩く60分ほどのルートです。
夏は牛が放牧さており、牧歌的な景色を存分に楽しむことができます。起伏もそれほど激しくないので、初心者にもおすすめのコースです。
他にも八ヶ岳の麓を横断する「美し森・天女山コース」（所要時間3〜4時間）など、レベルに合わせた数多くのトレッキングコースがあります。無理せず自分に合ったトレッキングコースを選んでトレッキングを楽しみましょう。
清里へは東京方面から中央本線、小海線を乗り継いで約2時間30分、高速道路を使えば約2時間とアクセスしやすいのも魅力的です。
今年の夏は暑苦しい街を抜け出し、美しい高原や自然を楽しめる清里へ出かけてみてはいかがでしょうか。
