LINEといえばスマホにインストールできるコミュニケーションツールの中で、最も大きなシェアをもつサービスです。
そんな中、新たにLINEから発表されたアプリが「Popcorn Buzz(ポップコーンバズ)」です。
果たしてこれは、日本で普及するアプリなのでしょうか?
そもそもPopcorn Buzzってなに?
「Popcorn Buzz」は、最大200人と同時に通話する事が出来るグループチャットアプリです。
200人と同時に通話が出来ると言っても、200人が同時に話しだしたら会話が成り立たないので、最大200人が登録できるグループのチャットをオープンして話しかけるだけで、現在オンラインの友人達と一緒に会話が楽しめるといったアプリです。
確かにこれは画期的で、接続していないユーザーにはボイスメモを残すようにすれば、とても流行っていくかもしれません。
似たようなツールはパソコンでは既にある?
非常にマニアックなソフトウェアなので、あまり認知されていませんがPopcorn Buzzのようなツールは既にパソコン業界では随分前からフリーで配布されています。
これらのツールとSkypeや既存のLINEとの違いは、わざわざコールしなくて良いという事。
グループに接続した段階で会話が出来るので、途中参加やチャットホストが抜けても問題がないため、より簡単にボイスチャットが楽しめるわけです。
普及するなら、まずはゲーム好きから?
Popcorn Buzzがまず活躍しそうな場としてあげられるのが、ゲームをフレンドとする際のグループチャットです。
オンラインゲームにはボイスチャットで連携をとった方が良いゲームも多く存在するので、スマホゲームやPlayStation4でのゲームチャットに使うには非常に便利でしょう。
ヘビーなオンラインゲームプレイヤーでは当たり前のように使用されている音声チャットですから、これが一般化するだけと考えれば、そう難しい話でもありません。
しかし、PS3やPS4ではポップコーンバズを使わなくてもゲーム内でボイスチャットを使って話す事が出来るので、ポップコーンバズをわざわざ使う意味はあまりありません。
ライトユーザーに浸透するには時間が掛かりそう
何かしらの理由がない限り、常に音声でコンタクトを取ろうというのは引っ込み思案な日本人にはつらいところ。
ビジネスユースでのボイスチャット会議では有効的かもしれませんが、単に雑談をしようというならば少し難易度が高いのも事実。何処の誰かもわからない人々と会話を楽しもうというならさらにハードルは高くなります。
なので、Popcorn Buzzが日本で活躍するなら、まずはゲームかビジネスユースというところでしょう。
人気に火がつけば一気に普及していくアプリかもしれませんね!