NTTドコモから「らくらくスマートフォン3」の新色、エアブルーが発表されました。
現行では、レッド、ホワイト、ブラックとなっていましたが、7月31日に追加するエアブルーをいれて4色展開ということになります。
「らくらくスマートフォン3」のスペックは?
らくらくスマートフォン3は富士通製のスマートフォンです。通常のスマホでいえば「ARROWSシリーズ」を展開しているメーカーですね。
OSはAndroid4.4をベースとしており、RAMは2GBでROMは8GB、ディスプレイは4.5インチ(720×1280ピクセル)となっています。
スペック面でいえばROMに若干不安があり、カメラの画質は中の下といったところでしょうか。
しかし問題なのはこれらのスペックではなく、Android4.4上で動いている「らくらくスマートフォン3」のユーザーインタフェイス(操作感)と制限です。
かなり簡素なメニュー画面がデスクトップに表示されており、このインターフェイスで普通のスマートフォンにできるような事を期待するのは無理です。
Androidスマートフォンでありながらアプリのインストールなどは制限されているので、単純に「操作が簡単なAndroid」というわけではありません。
なので「通話」「メール」「カメラ&ビデオ」などが使えれば良いという方に向く端末です。
らくらくスマートフォン向けのLINEもある
ちなみにNTTdocomoはらくらくスマートフォン向けにカスタマイズされたLINEをリリースしています。
普通のLINEとの違いは、標準で文字が大きめに設定されている事や、課金機能が制限されているのでスタンプを購入出来ない事などがあげられます。
音声通話やビデオ通話などは普通に可能なので、LINEさえ使えればという方にはちょうどいいかもしれませんね。
簡単にいうと、らくらくスマートフォンは、スマホ風のガラケーみたいなものなので、両親や祖父母に持たせることを検討している方は上記のような事を考えて選択するといいでしょう。
・一般的なAndroid系スマホ
・iPhone
・らくらくスマートフォン3
の三択で考えるなら、スマートフォンで出来る事は何でもやりたい方なら、iPhoneが使いやすく、機能を制限したいなら「らくらくスマートフォン3」がおすすめです。
Android系は自由度が高すぎるので、若干難易度が高いと考えておくと良いかもしれません。
iPhoneはインストールされているアプリをAndroid系の様に削除できないですし、デスクトップ画面とアプリ管理画面を分けていないのでインターフェイスの構造はシンプルです。
圧倒的にユーザー数も多いため、周囲の方々に教わるのも簡単なのではないでしょうか。