既に発売しているHTC社のVR機器「Vive」。今年の秋に発売予定しているSONYのPlayStation VRなど、ヘッドマウントタイプのVR(バーチャルリアリティ)がどんどんと登場する予定です。
新しい物が好きなら購入に迷う事はありませんが、一般的に普及するのか、買い時はいつかなど判断に困るかと思います。
そこで今回は、買うべきタイミングをケース別にご紹介します。
VR専用のゲームがしたい
VR専用ゲームを余すことなく遊ぶならPlayStation VRしか候補はないので、発売日まで待つしかありません。
VRで注意したいのが、VR対応ゲームとVR専用ゲームは別物だということです。
VR対応ゲームはVRでも遊ぶことが出来るゲームであり、視界360度がゲーム画面になるのかは別の問題です。ゲームによってどこまで対応するのか、VRを駆使した楽しみ方が出来るのかは違ってきます。
一方で、VR専用ゲームはそのほとんどがVRの機能を最大限に利用しようとするゲームですが、発売直後はそこまで本数がありません。
気になるゲームがある場合は、ゲームの広告や公式のプレイ動画が出るまで予約は様子を見た方が良いかもしれません。
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ヘッドマウントVRで映画を楽しみたい
VRを使ってコンパクトに大画面で映画を楽しみたいなら、欲しいヘッドマウントVRの解像度など画質をチェックし、希望通りならすぐに購入しても良いでしょう。
HTCのVIVEは解像度が「2160 x 1200」となっています。
この解像度はフルHD(1920 × 1080)以上ですが、4K(4000 × 2000)には達していません。
360度展開する映画作品を楽しみたい
超大作の映画を360度展開で楽しみたいというのは、まだまだ先の話かもしれません。
劇場公開しているような映画は現状360度を考えて制作されているわけではないので、現在楽しめる360度展開の動画は短編がほとんどです。
歌手のビョークなどはVR専用のPVを既に制作していますが、まだまだスタンダードな表現方法ではありません。
VR機器のおすすめ購入時期まとめ
・ゲーム目的ならPlayStation VR。安全策としては少し普及してからの方がいいです。
・大画面で映画をみたいならいつでもOK。
・VR専用(360度展開)の長編映画をみたいなら、技術的にまだ早い
ヘッドマウントVRはまだまだ新しい技術ですが、数年前から3Dの映像作品が定着してきています。
後は機器の値段や性能、コンテンツがどこまで増えるかが重要になってきますね。
国内産のヘッドマウントVRの主力はなんといっても「PlayStation VR」なので、今後の販売台数や流行具合に注目しましょう!