郊外の土地へ行くと各地にビニールハウスが建てられ、野菜などが栽培されている様子を見られます。
ビニールハウスは鋼材などのパイプの骨組みに、ポリ塩化ビニルやフッ素樹脂のフィルムなどを貼り付けた仕組みです。
ビニールハウスは高額かと思いきや、いまはネット通販でも安く手に入るようになっています。
ビニールハウスの役割とは
ビニールハウスは、植物の成長を促進するために導入されます。
雨を遮るので水の調節ができ、植物にとって最もよい環境を作ることができます。
野菜を食べてしまう虫や鳥を寄せ付けず、食害を受けないようにできるのも、ビニールハウスが選ばれる理由です。
野菜の見た目が悪くなると、取引価格にも影響してくるためです。
直射日光を避けるシートもあり、そういったものを使えば夏の強い日差しも遮ることもできます。
冬でも野菜を栽培するのに向いてるので、ビニールハウスの用途と数は拡大していきました。
ビニールハウスを使う際に、ビニールハウス内を暖める加温装置が必要な場合もありますが、加温装置がなくても育てる事ができる野菜はたくさんあります。
小規模ビニールハウスの価格はどれくらいなのか?
農家で用いられるような高額なビニールハウスは無理でも、小規模の家庭菜園用のビニールハウスなら1万円近くの値段で購入できます。
家庭菜園用ビニールハウスは、プランター栽培をしている植物を育てるのに特に適しています。
高さ2メートル、奥行き4メートルほどの大きさのビニールハウスでも、新品で4~5万円で販売しています。
少し本格的にビニールハウスでの家庭菜園を拡大してみようという場合に導入してみると良いでしょう。
これらのビニールハウスは、ネット通販で簡単に購入することが出来ます。
使い勝手の良い家庭菜園用ビニールハウスですが、小規模なものだと大風で飛ばされることがあるので、使用の際には注意が必要になります。
大規模ビニールハウスはタダでもらえることも?
大規模な農家用のビニールハウスは、中古ならタダで譲ってくれることもあります。
「ビニールハウスを無料で譲ります」という情報を出しているブログもあるので、よく探してみることです。
中古品をタダで譲り受けられるとは言っても、トラックでの輸送には送料がかかってしまうので負担になることがあります。
ビニールハウスの骨組みが大きいほど、輸送量は跳ね上がってきます。
骨組みはタダになるとしても、貼り付けるフィルムについては新品を導入する必要がありますので、しっかりと確認をしてから購入したり譲ってもらう様にしましょう。