今日(8/26)公開された「君の名は。」を映画館で早速見てきました。
秒速5センチメートルで新海誠監督の作品を好きになり、めちゃくちゃ好きなバンドRADWIMPSが劇中歌を担当するということで楽しみにしていましたが、期待通りかなり良い映画でした。
「君の名は。」を見た感想を書いていこうと思います。一気に書いているので文章が多少変になっていますが・・・。
「君の名は。」を見た感想・若干のネタバレ
良い所がありすぎて何から書けば良いんだろうと悩んでいますが、RADWIMPSが好きな人はかなり満足できた映画だったんじゃないかなと思います。
作中でRADWIMPSの曲が所々流れますが、物語と音楽がかなりマッチしていてめちゃくちゃ良いんですよね。
歌詞が無いオルゴール調の音楽だけでなく、歌付きの音楽が多く流れますが、映像を邪魔せずむしろ引き立てていました。
「君の名は」の劇中歌というと「前前前世」が初めに思いつくと思いますが、「夢灯籠」「スパークル」もかなり良い曲で好きでしたね。「君の名は。」のCDに収録されている様なので気になった方は是非。
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そして「君の名は。」を見て思ったのが、声を演じる人がみんな上手すぎ!
瀧の声を演じる神木隆之介、三葉の声を演じる上白石萌音、瀧のバイト先の先輩である奥寺を演じる長澤まさみなど、キャラと声が合っていて全く違和感ありませんでした。
三葉と瀧は入れ替わるので「声は男だけど中身は女」「声は女だけど中身は男」を演じるのは中々難しそうですが素晴らしかったです。
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男性と女性が入れ替わる物語はありがちですが、この「君の名は。」は同時刻の人物と入れ替わっている訳ではないので、時間軸が少しややこしかったりします。
三葉のばあちゃんが言ってた人との結び、時間との結びをこの映画全体で表現していた感じはありますが。
三葉と瀧は入れ替わる理由については詳しく触れられていませんが、ばあちゃんも昔にそんなことあった的なことを言っていたので、代々そういう家系なんですかね。
この映画を見て一つ疑問に思ったのが、三葉と瀧は同じ高校生という設定でしたが、本来であれば三葉は3年前の隕石落下で死んでいて、瀧が三葉と入れ替わり過去の隕石落下から街の人を救った訳なので、三年前に死んだ筈の三葉が現在生きているということは、三葉は瀧の3つ上になるんですかね?
それにしても、瀧は3年前の口噛み酒を飲んでましたが大丈夫なのかな。
個人的に「君の名は」で一番良かったのが、初めて二人が顔を合わせるシーンでした。
お互いの声は聞こえるけど姿が見えないもどかしい中で「かたわれ時」が訪れ、二人は顔を合わせる事が出来ます。顔を合わせる事が出来たのは短い時間でしたが、このシーンが一番良かったなぁ。
名前を忘れない為にと、三葉の手の平に書いた「すきだ」の文字も良かった。イケメンはやる事違うね。
秒速5センチメートルは鬱ストーリーとも言われていましたが、最後に瀧と三葉が再開する事ができたシーンも良かったですね。
結局会えないの?ハッピーエンドじゃないの?と思いながら見ていましたが、バッドエンド回避のエンディングとなりました。
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物語はもちろんのこと、彗星の描写だったり眩しい光の描写だったり本当に感動的な作品でした。
おとぎ話のファンタジーを見た感覚で、見終わった後は感動と共に妙な喪失感もありました。
本当に「君の名は。」は素晴らしい作品なので、悩んでる方は絶対に見た方が良いですよ!