千葉県の我孫子市と柏市にまたがって、東西に長い手賀沼が水を湛えています。
沼と言ってもその面積はかなりの大きさで、手賀湖と言い換えてもいいほどです。
東京の都心からはおよそ25キロの位置であり、都心から最も近い場所にある自然の大湖です。
最寄り駅となるのは、JR常磐線の北柏駅、我孫子駅、東我孫子駅となります。
手賀沼は一周した距離はおよそ16キロメートルになり、周囲を取り巻く遊歩道はウォーキングやジョギングには最適な環境です。
我孫子市側の見どころ
手賀沼の北にある「ボートセンター小池」では、手こぎボートやスワンボートを時間貸ししています。
手賀沼の水面を自力で漕いで普段はできない水上体験を楽しめます。遊覧船に乗れば最も安上がりに、手賀沼の水上から自然を満喫できます。
「手賀沼親水公園」には、手賀沼を知ることのできる「水の館」という施設があります。
高さ25メートルの水の館の展望台にあがると、遠くの富士山までも望むことができます。
公園のそばの手賀沼遊歩道を気軽にウォーキングして、動植物を観察するのも自然を楽しめて良いですね。
柏市側の見どころ
手賀沼の西端に「北柏ふるさと公園」という親水公園が造られています。
毎年7月中旬から8月下旬の最も暑い時期には、ジャブジャブ池と呼ばれる噴水のある池が大勢のこどもの遊び場になります。
「船戸古墳群」は手賀沼の南の高台に位置しています。
古墳時代に造られた前方後円墳が4基、円墳が18基もあり、この地域を代表する大きな古墳群です。
現地では森林の中で、古墳の盛り上がった部分を確認できます。
釣りをするなら手賀沼の東端にある「手賀沼フィッシングセンター」です。
ニジマスやヘラブナを釣ることができますし、ニジマスは買い取って持ち帰ることも可能です。
敷地内では犬を遊ばせることのできるドッグランや、バーベキューを楽しむことができます。
手賀沼の中央に架けられ我孫子市と柏市を結びつけている手賀大橋のそばには、「道の駅しょうなん農産物直売所」があります。
地元でとれたばかりの新鮮な野菜が安い値段で販売されています。
また、レストラン「ヴィアッヂオ」では、焼き立てパンや中華料理やアイスクリームなどのメニューが有り、親子連れで気軽に食事できます。
この道の駅にはレンタサイクルもあるので、自転車でぐるりと手賀沼周辺の見どころを巡ってみると良さそうです。
手賀沼のそばには全部で5箇所のレンタサイクル施設が用意されています。